MAP6のおすすめ曲ランキング ベスト3

韓国ボーイズバンドMAP6は、以前の地味な曲の数々から一転して、ここ近年は、高揚感あふれる楽しい曲を多く発表しています。また、Duble Sidekickとカップリングするなど、著名なプロダクションとソングライティングとのコラボをたくさん実現しています。今では世界的人気を誇るK-POP界ですが、特定のプロデューサーの名前が目立つのには理由があるのはご存じでしょうか?たとえば、Duble Sidekickは、K-POPの基本的な構成でありながら、フック(引っかかり)に対する優れた感度を持っています。

さてこの記事では、MAP6の歴代最高傑作の楽曲を見ていくことにします。MAP6の歴代発売曲を一気にさかのぼり、最も人気の曲はどれか探検してみましょう!

 

『Love is Gone』

『Love is Gone』は、完ぺきとも評されるほど、まさにドンピシャなアイドルソングで、どのK-POPの時代にも人気を博すような作品です。時代を超越した雰囲気があり、とてもクオリティの高い曲に仕上がっています。ロックサウンドのほとんどは、MAP6の名曲『I’m ready』からインスピレーションを得ており、インストゥルメンタルでもありますが、新鮮かつ革新的な方法で導入されています。サビ前の軽快な裏声がドラマティックさを盛り上げるなど、ヴォーカルも実に力強い印象です。またこの曲には、有名音楽プロデューサーBrave Brothersと音楽集団Sweetuneによるアドリブも含まれており、K-POPの栄光の日々を彷彿とさせます。

Swagger Time

『Swagger Time』は、ポップな雰囲気の中に現代風のブラスをミックスさせていますが、この曲の主役というよりは、むしろリズムの力として機能しているようです。リズムがキーとなっているこの曲のビートには、一瞬たりとも気を抜くことのできない飛びっきりのパンチが効いていて、しかもそれらは、これまでに何度も聴いたことがないニューサウンドです。そのため、テンションは終始高く保たれ、ビルド&ドロップが多いポストEDMの世界では新鮮な一曲となっています。メロディよりもHIPHOPを意識したヴァースやコーラスにも関わらず、陽気でパーティーなムードのように仕上がっていて、ポップミュージックとしてしっかりと分類できます。さらに、曲全体を通して経験豊富なチームがバックアップすることで、エバーグリーンなサウンドを表現できています。個人的には、MAP6はこの曲でデビューすべきだったのでは?とつい思ってしまいました。

『I’m ready』

『I’m ready』は、ヒットメーカーのプロデューサーとして知られるDuble SidekickとMAP6がコラボした一曲で、特段にカッコよさが際立っています。ロックを取り入れたダンスミュージックで、やや定番な曲風ではありますが、上手く仕上げられた曲です。冒頭部分は、ボイスファンクのサンプルで始まり、残りの部分のトーンを定めます。ヴァースは、繰り返されるギターのループによってリードされ、メロディが膨らむにつれて強度が増し、一斉に叫びあげるようなコーラスになります。個人的には、メインストリームのK-POPでギターを多用するのはあまり好きではありませんが、この曲には生々しい即興的なエネルギーがあると感じました。HIPHOPの影響を曲全体に散りばめて、それがうまく功を奏しています。特に、サビの前のラップラインを聴くと、気分が爽快になり、気持ちよく聞いていられます。メロディーについていうと、ポップソングの中でもラジオで流すのにぴったりな曲でしょう。

というわけで、MAP6の名曲紹介は以上となります。気になった曲があれば、ぜひ聴いてみてくださいね!